コト売りを考える

エアークロゼットを使ってみた(まとめ)

服のレンタルサービスである「AirCloset」を一ヶ月間お試しで利用してみました。その感想とか思いついたことなどをまとめたいと思います。

なぜ、このサービスを利用したいと思ったのか

そもそもなぜ服のレンタルサービスを試したのか。それは、現代がモノを売る時代からコトを売る時代にシフトしてるんじゃないかなと感じたからです。

とはいえ、その兆候はずっとずっと昔からあったわけなんですが、それが特に最近顕在化してきているような気がするのです。
もっとわかりやすく言うと「モノよりコトを売った方が売れるし儲かる」という時代にハッキリと変わったと思っています。

つまるところ、「AirCloset」のお試しは、「コト売りの手法を研究しよう」という理由からだったわけです。
直接的には、洋品店経営のYさんやTさん、それに和服などを商っているHさんなどのお役に立てれば(または参考になれば)という思いがありました。

そんなわけで「コト売り」の観点からみる前に、まず基本的なレンタル服サービスのことについてご紹介したりしつつ。いきます。

レンタル服サービスについて

■エアクロ以外にも同様のサービスがある

今回、わたしがお試ししたレンタル服サービスは「air-closet」ですが、他にも同様のサービスがあります。

airCloset(エアークローゼット)
https://www.air-closet.com/

SUSTINA(サスティナ)
http://sustina.co/

EDIST CLOSET
https://closet.edist.jp/

メチャカリ
https://mechakari.com/

「SUSTINA(サスティナ)」は、自分でアイテムを選ぶタイプですね。15点借りて月額3,900円とか、交換の勝手がいいサービス。このサービスがどうやら服レンタルの草分けらしいです。
「EDIST CLOSET」という方は、「AirCloset」よりも、コーディネイト力をアピールしている感じ。1シーズン3か月で丸ごとコーディネイトみたいな雰囲気です。
「メチャカリ」はスマートフォンのアプリです。月額:5,800円(税別)で手元における点数は最大3点まで。出荷完了から60日間かり続けたアイテムはもらうこともできる。
「AirCloset」は、最近メディアの露出が多いので、広告費にお金かけてるのかな(笑)。月額9800円は他サービスに比べるとちょっとお高めのようです。

■宅配便でやりとり、クリーニングなし、交換自由

「AirCloset」は、月額利用料(固定)を払って、服が借り放題になるシステムです。簡単に言うと。

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こんな感じですね。
分かりやすい。これ重要(笑)。

ポイントは、

・スタイリストが服を選んでくれる。
・コーディネイトになっているので、その2点なり3点で完成するようになっている。
・好きなだけ楽しめる
・飽きたら返却。とどいた時の箱に入れ直して着払い伝票でコンビニへ。
・宅配便の代金は月額利用料に入っている。
・スタイリストに感想ついでに要求を送ることができる。

というところでしょうか。

試してみた、わたしの感想

では、実際に試してみてどうだったのかという話です。
感想を一通り語ってみようと思います。(フェイスブックで書いていたことの抜粋です)

会員登録、諸々の手続きについて

【服のシェアリングサービス(レンタル)始めました③】エアークロゼットいうサービスをお試しで始めてます。そのレポートです。洋品店や物販店の方の参考になればと思って。(前回の記事:…

古性 清乃さんの投稿 2016年10月13日

9/27朝に申込みをして9/29に初回便が届きました。
かなり対応が早いですね……。
そしてスタイリストさんからのコメントを見ると「なんでこの服を選んだのかみたいなところが書いてあります。
適当に定型文をつなげてメッセージ書いている感じはしませんね。ちゃんと人間の(笑)スタイリストさんが書いているようです。

登録する時に「好みの色」を3色、「着てみたい色」を3色、「着てみたい服のスタイル」を3つ選びます。
これはおそらく初期の服選びにスタイリストさんが活用するんだと思います。

そんなわけでわたしの場合、好みの色(キミドリ色)が初回にきました(笑)

サービスや、配送・返送について

一回目に服が届きまして、それでそれぞれのアイテムに感想を書く仕組みになっています。
わたし、ベージュのワンピースに何か恨みでもあるのかぐらいの書き込みです(笑)。いや、その。好みではないことはハッキリ言った方がよいのかと思いまして……。
 
それで、次のアイテムが届きました。オフィスファッションにという要望をしたので、おとなしめな感じです。
 
ひとつ気が付いたことが。
レンタル中のアイテムは購入することができるんですが、それぞれ割引率が違います。半額になってるものから、3割引きぐらいにしかなってないものまで。
正直、古着なのに半額以下にならんのかね……? と思わないでもないんですが。
これ、あれですね。たぶん、何回転もしているうちにどんどん値下がりしていくということなんですね。
しかし、古着に抵抗がないわたしですが、やっぱり元の値段が表示されていて引かれてる率が分かると「うう~ん、たかくない? 古着でしょ?」って思ってしまいます(笑)。

アイテムについて

さて。サービスのポイントは「自分にあったスタイリングしてくれる」「気軽に試せる」ところがあるのかなって話でした。
 
が、三回目で「んんん?」ってなりました。
 
「着てみたい色に合わせてみました」とスタイリストさんコメントに書いているんですが、あれっ?
届いたトップスの色はブラウンです。
わたしブラウン着たいなんて書いてないよと思いまして。最初に出した希望を確認します。
(※言いそびれていましたが、登録する時最初に、好みの色とか着てみたい服のスタイルみたいなのを選ぶのです。今回、写真で添付しました)
 
確認しましたところ、わたしが着てみたい色で申請したのは「ボルドー」であって、「ブラウン」じゃないです。モニターで見るとそっくりかもしれないけど、茶色とワイン色は違うでしょ(笑)。
 
そこで気が付いたのが、「あっ、完全にインターネットのモニターを介したやりとりなんだ」ってことです。
 
スタイリストさんは現物の服を見ているわけではない、ということ。デジタルで服選びしてるんですよ。ううーん。効率を求めるとそうなんでしょうけど。ブラウンは好みじゃないです。
 
それにスタイリストさん自体が、変わってます。(毎回変わってるんですね。前回表記がなかったので分からなかった)
引き継ぐわけでもなく、とにかく手が空いている人から取り掛かっていくんでしょうね。履歴を見てなんとなく状況把握して、次の服を選ぶ、みたいな。
 
ただ、今回のお勧めコメントを見てみると誤字がある(笑)ので、モニターの向こうに、アナログな人間がいることは意識できます。
 
なるほど、効率化をはかるとこういう形のサービスになるのか、と。勉強になります。
(そして、いちおうブラウン着てみましたけど。地味すぎて好みじゃなかったです(笑))

スタイリングについて

結局、一ヶ月で4回分でスタイリングしてもらったわけでした。
思い返すと、「わりとみんな無難」という印象です。

感想まとめ

■良かったこと

・気軽に試せる
・やっぱり届くとワクワクするし「わたしのために」しているコメントを読むのは無条件に楽しい。
・自分じゃ買わない服を試せる
・ファストファッションじゃないもの送ってくるので、品質の勉強になる。
・ブランドの勉強になる。
・提案してくれる。ひとまず着ていける無難な服を送ってくれる。
・面と向かってじゃないので、ズバズバ言える
・月に無制限なのがいい。気に入らなかったら着ることなく送り返せる。(ライトプランだと
・宅急便の箱で着払い伝票が入っていて……というシステムはユーザーとしてもそれほど手間ではなかった。送料負担は絶対にNGだなって気がする。
・クリーニング、アイロンしなくていいのは助かる。アイロンはしたくなるような皺がついてるものもあったけど、そういうものなのかなって気がする。
・なんだかんだ言って、価格に妥当性を感じた。これ以上安いとファストファッションになるのかなって感じがするし。(費用計算してみてまた考え方変わるかもしれないが)
・気に入らなかった服でも、がっかり感がない。→気に入らなくて着ない服がクローゼットに居座ることがものすごく苦痛である。

■悪かったこと

・色が違う
・スタイリストがランダムに変わる。(だいたい毎回)微妙に伝わらない
→たぶん聞き方が悪い。「てきとうに感想書いて~」じゃ、ふつうの人無理だよ。色がいいとか★システムも正直、的確じゃない。そういうんじゃないよね。
・四回選んだけど、チョイスが無難すぎる
・服を返しているときがロスタイムになる(なんかもったいないよね)

……という結果でした。
なんだか尻切れになってしまってすみません。

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