商店街のこと

超高齢者社会がきても、地域にいるお客の数は変わらないのでは?


「日本の未来を考えよう」を読みました。

いろいろ書いてあって、面白い本でした。それで読んでいく中でひとつ気が付いたことがあったので本日はそのことを書きます。

第二章で人口の話が出てきます。あの人口ピラミッドの話ですね。


出典:国立社会保障・人口問題研究所ホームページ (http://www.ipss.go.jp/)

2060年には日本の人口の40%が高齢者になる

日本は世界に類を見ないスピードで高齢化社会に突入すると。2060年には日本の人口の40%が高齢者になる。
これから大変な世の中になりますよ、という話です。
この本じゃなくても、いろんなところで目にする話題です。

ただ、この人口ピラミッドの図を見ていたら。なんか気が付いてしまったことがあったのです。

商店街や商店の方と話していて「これからは高齢者相手の商売じゃなくて、若い世代にもうまく商店街を知ってもらわないと未来がない」「若い世代の新しいお客さんを呼びこまないと」という話題になることが多くて。
わたし自身も、本業で「商店街ツアー」なんていう事業をやっているため「若いお客さんにもっと商店街を知ってもらわないと」みたいなことを一生懸命考えていたりしました。

地域に高齢者がいなくなるってことは有り得ない

ですけど、ね。

人口ピラミッド見てたら。アレ? と。
よくよく考えたら、これからガンガン高齢者が増えるってことですよね。
商店街の方は「お客さんの世代が変わって、息子さんや娘さんになるとウチの店使ってくれない」とぼやいてらしたりして。わたしも「そうか……お客さんが地域にいなくなってしまう問題があるのか」などと思っていたのですが(!)
それは間違いで勘違いでした(笑)。

そのお客さんA様は亡くなられたかもしれないけど、その地域には他に高齢者になったお客さんB様やC様がいるはずなんですよ。地域に高齢者がいなくなるってことは有り得ないんです。人口がとんでもなく減少しているのでなければ。

大事なことなので二度書きます。
地域に高齢者がいなくなるってことは有り得ないんです。
この高齢化社会なんだから。
みなさん問題を履き違えてはいけない。
お客さんがいなくなってるんじゃなくて、お得意さんがいなくなってるだけです。
キツイ言い方になってしまうのを失礼を承知でいえば、
それは新規のお客を見つけるのをサボッているだけのことなのでは???

つまり「お客さんが世代交代して若い人は来てくれない」→分かる。それは仕方ない。
……としたら、
「高齢になられた他のお客さんに、お店を宣伝して来てもらう」は全然有りではないですか(!)

ご高齢の、新規のお客に商店街を知ってもらう

本のことから話題完全にそれちゃってて恐縮ですが、
わたしは大きな気付きを得ることができました。

これからは「若い世代に商店街を知ってもらおう」とか頑張る前に、その前に目の前にいるご高齢の、まだ商店街の良さや個人商店の良さを知らないお客様に商店街を知ってもらう努力をしようと思います。

「商店街ツアー」は50代以上のお客様が80%以上ということで、すごくご高齢の方に好評いただいている企画です。この流れをもっと大切にしていけばいいんですね。がんばります(笑)。

みなさんは、このことどのように感じておられますか?

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