Go To Eatには2種類あるって知ってました?

もう10月下旬になりますが、Go To Eat事業が始まっています。
ポイントをもらうの、食事券が販売されるだの、各地でいろいろなニュースが飛び交っています。

テレビでの話題や、SNSを眺めていましたら、みなさんけっこう誤解が多いなと思いましたので。
解説記事を書きます。ひとつずつ誤解を解いています。

とくに食事券事業について語ります。(飲食店予約の方は専門外ですので)
全国の話と神奈川の話と分けて、お話ししますが、やはり地元の神奈川の話が中心になりますのでご承知おきください。(神奈川以外の情報については、それぞれの公式サイト等を必ずご確認ください)

誤解その①:Go To Eatって、お店予約したらポイントもらえるってやつでしょ?

それだけではありません。実はGo To Eatは2本立てなんです。

ポイントがもらえるのは「オンライン飲食予約」の方。
他に、飲食店で食事券が使える方の「食事券」事業もあります。

ぐるなびとか食べログでお店を予約すると次回分のポイントもらえるのと、12,500円分の食事券を10,000円で買って飲食店で使える「食事券事業」は別モノなんです(!)

食事券事業は、都道府県それぞれに実施団体があり。それぞれ農林水産省と契約して事業を始めています。概して、人口の多い都道府県の方が、始まるのが遅くなっています。

誤解②:食事券って、自分が住んでいる都道府県の券しか使えないんでしょ?

そうとも限りません。例えば、神奈川県の食事券は全国のコンビニで買えます(11/6から)

……もちろん、その券を使うためには神奈川県内のお店で飲食しないといけませんけどね。

食事券事業は、後述にもいろいろ出てきますが、都道府県ごとに売り方・やり方が違うんですよ。
県内在住者しか買えないとか、コンビニじゃなくて特定のスーパーでしか買えないとか、基本的に都道府県ごとにオリジナルの券だと思ってください。

どこの都道府県の券を買えるのか、近県でしたら見ておいてもいいかもしれませんね。

誤解③:食事券は電子クーポンしかないんでしょ?

神奈川県の場合は、電子クーポンと紙クーポンがあります

これも都道府県ごとに違ったりします。
ちらっと福島県を見たら、紙クーポンしか売ってませんでした。

神奈川県は、電子クーポン(LINEで販売)と、紙クーポンの2種類があります。

誤解④:食事券を使うときに、紙クーポンしか使えない店があるんでしょ?(神奈川県の食事券)

神奈川県の食事券登録店は、電子クーポンと紙クーポンの両方に対応します。

登録する時に、念押しされますので。

神奈川県の食事券は、どこでも「加盟店であれば、両方使えます

神奈川県の飲食店の方向け

誤解⑤:うちの店は、ぐるなびとかに登録してるから、食事券も使えるよね?

Go To Eatは2本立てなんです。食事券も使えるお店になりたい場合は、食事券事業にも加盟店登録が必要です。

食事券事業の方は、登録手数料などかかりませんし。食事券の代金を受け取る際の、振り込み手数料なども無料です。(神奈川県ではそうです。他の都道府県でも、そこは同じ条件のはずです)

誤解⑥:うちの店は、LINEやってないから加盟店登録は無理かも…?

LINEをやっていなくても加盟店になることはできます。ただしメールアドレスはあった方がいいです。

店主さんや従業員さんが、LINEを使いこなす必要はありません。
加盟店登録をすると、メールで「店頭に貼りだす用のQRコードのURL」が送られてきます。それをパソコンなどから開いて、印刷をして、店頭のレジのあたりに貼りだしておくだけです。

お客さまは、そのQRコードをLINEで読み取って、操作します。
お店の方が行うのは、お客さまのLINEの画面を確認することです。

ちなみに売上金は、加盟店登録をした際にインターネット上に「マイページ」が作られ、そちらで確認することができます。

そんなところでしょうか。

あと思いついたものがありましたら追記します。

最後に、Go To Eatかながわのサイトにリンク張っておきますね。
詳しいことはこちらをご覧ください。

https://www.kanagawa-gte.jp/

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かながわの商店街に関係するお仕事を20年やってきました。最近はきき酒師の資格を取り、日本酒ばかり飲んでいます。文章書いたりするのが得意ですが、最近は動画撮る方が楽しいです。